ソメイヨシノが散り始めると一斉に黄色いタンポポが咲き始めました。良く見るともう綿毛が風に乗って飛び始めているのもあって、生きる強さを感じました。
タンポポはひっくり帰っていたと思ったら天気が良くなるとムクッと起き上がり、種を飛ばす準備をするのですね。学ぶことがいっぱい!
厳しい環境でも生き抜く力「タンポポ」
タンポポの花は春から秋にかけて日本中で見ることができる野草で、花びらは風に揺れ、風情を感じることができます。
綿毛が飛んでいきます。希望や夢を追いかけて・・・。綿毛は風に乗り遠くへ広がる特性があり、遠く離れた場所にも希望を届ける可能性を秘めています。
タンポポの花言葉は「希望」「夢」「幸福」とされています。
ひとつ、ひとつが強い生命力を持っています。
アートを感じるタンポポの種子
あっという間にこんな姿に!アート!
雑草として嫌われることもあると思いますが、良く見るとユニークです。
人々に希望や幸福をもたらす力があります
「なかなか抜けないよね」と人々からは雑草と扱われることが多いと思います。
抜こうと思っても、根が強く、とても強く感じます。
強く感じるから魅力的なのか、強いから嫌われるのか、人それぞれ見方や評価が異なるのも事実。
単なる野草のひとつとしてではなく、希望や広がりの象徴として捉えられることもあるのです。
食用や薬用にも利用されています
中国や韓国の時代劇を観ますと、タンポポが薬用として登場します。
今でもタンポポは食用や薬用として利用されているようです。
タンポポの歴史は古く、日本だけではなく世界中で親しまれてきました。葉や根からは健康に良いという成分が抽出され、昔から民間療法として利用されてきたようです。
多様な面を持つ花で、これからもずっと人々に愛され続けると思います。
身近な存在の植物は私たちの生活に深く根ざしていると言えますね。